フラグメント分子軌道法(FMO法)は、フラグメント分割に基づいた、高精度かつ高速な量子計算法である。今回の講演会では、FMO法の原理とソフトウェアを簡単に説明したあと、タンパク質・核酸などの生体分子へのFMO法の応用例を紹介する。具体的には、DNA結合タンパク質内の電子状態や、溶媒和によるタンパク質の電子状態変化などについて議論する。最後に、生体分子の電子状態計算の今後を展望したい。
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