近年、様々な分野でソフトマター複合系が盛んに用いられるようになってきている。例えば、界面活性剤と高分子、コロイドと界面活性剤、液晶と高分子等である。これらは、夫々のソフトマターの持つ特徴をうまく複合させて欠点を補い特徴ある物性を導き出すという効果をもたらしている。しかし、このようなソフトマターを複合させる事により、基本的な構造・物性がどのような影響を受けるのか、その基礎的な研究はまだ発展途上である。今回は膜(界面活性剤)と高分子、コロイドを複合させる事による様々な構造・物性の変化を我々の研究をもとに紹介したい。また、時間があれば生体系への展開についても述べたい。
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