| 本講演では以下の3つのトピックスについて紹介する。 | |
| 1. | 「繊維・高分子複合体を利用した偏光素子」 |
| 高複屈折を有する断面形状が三角形の繊維を配列し、その進相軸の屈折率と同じ屈折率を有する高分子マトリックスに埋包することによって、偏光度が98%の反射型偏光素子が作製できた。輝度向上フィルムとしても期待できる。 | |
| .2. | 「ナノ結晶凝集状態制御を利用した感熱型蛍光記録材料」 |
| 熱履歴によって発光、消光を自由に制御できる感熱型蛍光記録高分子材料を開発した。この材料は世界で初めて可逆蛍光記録特性、非破壊読み出し、高コントラストRGB発光を実現した。また、長期安定性、実用的記録温度域を有している。 | |
| 3. | 「二酸化炭素を原料としたナノダイヤモンド合成」 |
| 超臨界流体二酸化炭素中で高周波プラズマを発生させると、二酸化炭素が分解し、C2ラジカルおよび酸素が生成し、C2ラジカルはナノダイヤモンドを形成し、酸素は電極を酸化して固定化されることを明らかにした。ダイヤモンド合成時の原料濃度が通常のCVD法の1000倍以上あるため、ダイヤモンド粒子の高速合成が可能になるのみならず、二酸化炭素の固定化法としても興味深い。 | |