カドミウムや亜鉛などの6属金属元素とカルコゲナイドからなるいわゆるカルコゲナイド半導体のナノ結晶は、特徴的な光学特性を有することから近年注目を集めている。ナノ結晶の性質はいわゆる量子サイズ効果によりサイズや形状に強く依存する。またナノ結晶の安定化のためには表面保護に工夫が必要である。すなわちナノ結晶材料の開発のためには、元素組成や結晶構造の制御に加えてサイズや表面状態の精密な制御が重要と考えられる。本講演では、カルコゲナイド系半導体ナノ結晶の合成と光機能性に関する最近の進捗を中心に、その可能性と課題について述べる。
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